雪がとけて暖かくなってくるとシラカバの花粉が舞いはじめ花粉症の季節に入ります。
本州の方には北海道の木=シラカバってイメージがあるようで
「彫ってるのはシラカバの木ですか?」とよく聞かれます!
その時はきまってこう答えています。
「シラカバの木ってメチャクチャ柔らかいんです。
柔らかい木は彫ってもノミ痕がキレいにでないんです、表面がボソボソしちゃってね」と。
(写真2枚目は、材が柔らかく彫り物に向かない白樺をうまく仕上げた作品です)
逆に堅い木は彫るのも大変ですが、ノミ痕が綺麗に出ます。(あまり堅いと彫り辛いんですが)
そこで適度に堅くて彫りあともきれいなのがシナ材!
色も白くて、なので北海道の木彫りではこのシナがよく使われているんです。
ちなみにシナは木へんに品と書きます(^^
(画像3枚目、シナ材を使った作品です)