ANNOUNCE SOMETHING HERE

アイヌの人たちの言葉の中にカムイ(神)という言葉があります。
(神というより精霊に近いかもしれませんが)
カムイワッカ、神の水、湯が流れてくる知床の滝
カムイミンタラ、神々の遊ぶ庭、大雪山、カムイ岬
北海道にもカムイのつく地名があります!
そしてそれは動物たちにも、とくに大きな動物ならなおさら。
毛皮を与えてくれたり、内臓は薬にもなる山の神。ヒグマ、キムンカムイ。
海の中で最強のシャチ、レプンカムイ。
夜中 寝ないで村を見回ってくれている村の守り神、シマフクロウ、コタンコロカムイ。
川で産まれまたその川に帰ってきて食料にもなってくれる鮭類、カムイチェプ。
ところがエゾシカだけがカムイじゃないんですよ。
ユク(獲物)という意味なんです。
内臓は生で食べ膀胱は油を保存する入れ物として利用し
角はクマや海の生き物をを狩るための槍や農具に、毛皮は防寒着に。
なんといってもほぼ主食にちかい自然界からの贈り物なのにユク(獲物)なんです。
ちなみに日本には七種類ほどの鹿がいるそうですが
エゾシカが一番大きいそうです(^^

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